「奇跡」を読んで
林真理子先生の本は
サクッと読めるものから
考え考え読むものまで
どれも好きですが
話題になっていた
書き下ろし
不倫実名小説ということで
話題になっていたようですね
梨園の妻と世界的写真家との
別世界の恋 貫いた愛
死別した後に
公表された事実を
本に書き上げています
「出会ってしまった」2人の物語を
世に問うてみようと書かれてあり
読み終わった後の
感想を書きたくなりました
私は「不倫」に対しては
肯定も否定もしません
不倫している人の話を
直接聞く機会は何度もありました
不倫であろうとなかろうと
恋する間は夢の中なんだなぁ
なんて思いながら
話を聞いていたのですが
不倫の場合はどれも
中途半端な感じが否めない
どこかで嘘をつきながら
夢を見続けたい
寂しい人たちが
夢に縋っているんだな
ほとんどがそんな風
だったように思います
でもこの「奇跡」を読んで
寂しさを埋めるために
誰かを求めたから
始まった訳ではなく
「出会ってしまった」2人は
全うするためには
努力を惜しまなかったゆえの
幸福な時間を得ている
欲しいものを胡麻化して
生きているのならば
手にすることはできない
自分が納得して
生きていくことの大切さを
考えさせられる1冊でした✨
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